
現在を生きるというのはなかなか難しい事だなと常々思います。ぼんやりとしていると、幼い自分が知らないうちに溜まって行き場を無くしてしまいます。
そういったとき、私はどこでもない遠い場所を絵の中に作り、そこへ女の子を住まわせます。自分とは姿も性質も違うけれども、確かに自分と共鳴し合える女の子。
こうしている今も、草原に突っ伏して瞬きしている瞳や、誰もいないエレベーターホールで小躍りする足がどこかにあるのだと思うと、不思議と心が大丈夫になります。
絵の数だけ自分を分散でき、その分現実を気が狂わずに居られるのだと思います。
見て下さる皆様も、絵の中の女の子にシンパシーを感じたなら、その絵を自分の中の女児を守るシェルターにしてもらえたら嬉しいです。
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作家略歴
1997 滋賀県生まれ2019 KaraS 二人展 twins
2020 京都精華大学卒
2020 Hidari Zingaro グループ展 neowassyoi
2020 MASATAKA CONTEMPORARY メアリーの部屋
2021 CUTE AND SWEET BUT…VOL.2
2021 SUNABA GALLERY Hello 2021 summer 新人歓迎
2021 アトリエ三月 石フェス!
2021 アトリエ三月 グループ展 君は君の出会ったものでできている
2022 LIGHT HOUSE GALLERY 個展 金の梯子
2022 gallery CAFEとこのま 二人展 夏至の標本
2022A4Gallery グループ展 Petit et mignon
2023 MASATAKA CONTEMPORARY グループ展 記憶のコラージュ
2023 SUNABA GALLERY 個展 子供部屋のフォークロア
2023 LIGHT HOUSE GALLERY 個展 銀の鍵を探して
2023 アトリエ三月 推薦企画展 Tale of June
2023 GALERIE OVO 二人展 茜さす日
2023 marienkafer グループ展 ぬいぐるみといっしょ展
2023 グループ展 天使市 シュヴァルツシュライ・景
2024 YOD TOKYO グループ展 GIRLS FLOATING
2024 JITSUZAISEI グループ展 せいめい
2024 marienkafer グループ展 常の夜、只の夜
2024 MASATAKA CONTEMPORARY mini◯
2024 marienkafe グループ展 夢の果てで会いましょう
2024 GALERIE OVO 個展 星の砂